千葉大学キリスト者の会卒業生会公式報告(Web版)

 

第1部 礼拝

証し 松丸嘉也師

87年教育学部卒。キリスト者の会会長。現役時代伝道会で「炎のランナー」上映。聖学院教諭9394 米ア

トランタ校へ赴任。97日本ウィクリフメンバー。99パプアニューギニア教育宣教師。今回、日本に戻りデプテ

ーション今週金曜日に戻られる。

 

以下、パワーポイントを用いての宣教報告。

千葉大学キリスト者の会の不思議な導きの流れの中に置かせていただいて感謝。卒業生、現役生、大先輩もた

くさんおられて緊張し、へりくだる思いでいっぱいです。教育宣教師、ウィクリフ聖書翻訳団体について、お証

を交えてご紹介します。ニューギニアについて。どこにあるかご存じですか?日本の南、オーストラリアのすぐ

北、ニューギニア島。4000メートルを越える山脈が走っている。海岸、熱帯雨林、ジャングルの中に民家が点

在し高床式。標高2000メートルの民家、土間。道路は四輪駆動でも上れないことあり。橋は板がぬけたり、橋

が流されたり、山は南の島でも寒い。もっと南では、寒くても服を着ない生活も。川でお風呂。豚は村の貴重な

財産。みんなで食べる。伝統的料理。ムームー。石を暑く熱して、バナナの葉で蒸し焼き。トウモロコシ、タロ

イモ、サツマイモ、キャベツ、カボチャ。弓・パチンコで猟り。珍しい鳥、虫がいる。木登りカンガルー。部族

ごとに独特の衣装やお化粧をする。踊り、戦い、霊的なものを感じる文化を持っている。第二次大戦中の日本軍

の機関銃の痕跡。ラバウルには20万の日本軍。日本人のクリスチャンが行って働くことは、大きな証しとなる

こと。村の教会は聖書を持っていない。自分たちの部族の言葉でかかれた聖書がない。言葉を分析、文字をあて

はめ、聖書に翻訳。一冊の聖書ができるのに20から30年かかる働き。チームの一員でうれしい。

教育宣教師。直接聖書翻訳をする働きではない。宣教師が派遣されると、子どもたちもいっしょ。宣教師の子

どもたちのための学校の教師。教育宣教師。83年千葉大入学。その年、インドネシアの宣教師を訪ねる2週間

の旅。宣教師の働きの素晴らしさ、尊さ、困難に心が燃やされる。宣教師の直面する問題は子どもたちの教育問

題。子どもたちの教育について、もっと祈りチャレンジを受ける。小学校教員養成科で体育を専門。大学を出て

勤めた学校で、アメリカの新設校へ派遣。学校を作って教えるという体験。海外に住む日本人の教育問題。大変

な経験をしている。私がこれから神さまの前にどのように歩むか。召しが教育宣教師。その働きのためにいろい

ろ体験させてくださった。日本に戻って1年勤め、神学校へ。召しから遣わされるまで6年間。エレミヤ1

1112節。

普段はウカルンパセンターで生活している。ウィクリフの宣教基地。宣教師の家が集まっている。センター内

にウカルンパ・インターナショナルスクールがある。幼稚園から高校生250人。2つのキャンパス。幼稚園と小

学校。中学と高校。建物は、大工・建築士が宣教ボランティアとして手づくりで作り上げた。小学校1年生のク

ラス、6から7カ国。礼拝の時間、行事、運動会、異文化交流デー。ほとんどの授業が英語だが、週2回くらい

母国語を学ぶ。日本語、韓国語、オランダ語、フィンランド語。母国語クラスはたいてい親が教師。

家内の美香は、幼稚園部、小学校部の補助、日本を学ぶ単元の特別講師。嘉也は中学・高校に体育を教えてい

る。大学で体育専攻だったが、神さまがここで用いてくださって感謝。しかし日本で学んだスポーツはほとんど

しない。フィールドホッケー、タッチラグビーなど現地で学んだ。アメリカンフットボールも教える。雨期には

グランドはどろんこ。子どもたちは大喜び。陸上競技もひととおり行う。教育宣教師はいろいろな働きがあるが、

私たちは、宣教地で子どもたちを直接教え、宣教活動の一員となっている。大切なことは、宣教師の子どもたち

が親の犠牲となるのではなく、祝福となるように。

ソフトボール部の監督をして優勝。グランドの線引き。エンジンオイルの廃油で黒い線を引く。中高生の霊的

成長のため、ユースミニストリー、年に1回、バイブルキャンプ。カウンセラーとしていっしょに寝泊まり。長

男が小6のとき、センター裏の川でバプテスマ。子どもたちが人形劇などの活動で地元の子どもたちへ福音を伝

える。450人くらい。ウカルンパの教育宣教師はいろいろな国から派遣されてくる。センターの診療所。看護婦、

医師も宣教師。小型飛行機は欠かせない。パイロット、整備士も宣教師として派遣。センターの朝市。唯一、野

菜や果物買える。聖書献呈式。部族をあげて感謝の礼拝をする。歴史上初めて手にした、自分が読んで理解でき

る聖書。もともと文字のない文化なので、聖書翻訳とともに識字教育も進める。聖書を手にした人たちのうれし

そうな顔は、大きな励ましとチャレンジ。不自由なく聖書を読める私たちにとって、聖書は本当に大切なものか、

それほどまでにして大切にしているか。日本人の翻訳宣教師もいる。中村氏、橋本師、久米氏たち。村と無線で

定期連絡をする働きもある。

65億:世界人口 6906:地球上で話されている言語の数 聖書が存在している数:2454(全巻と部分)

新旧両約は451 2000の翻訳の働きが進んでいる。聖書がなく、聖書翻訳を必要としている言語:2393

35000万の人が、自分の言語で聖書を読み、福音を聞くことができない。聖書翻訳が必要な3大地域 中央

アフリカ・中国南部からインドインドネシア・太平洋(パプアも)

パプアニューギニアは人口約600万人。850の部族。過去50年間に170の新約聖書。新旧両約は1つのみ。

190プロジェクトさらに300必要。宣教師、子どもたちがおり、教育宣教師が必要。99年から10年間働き。60

の聖書が完成。現在も、教えている子供たちの親は聖書翻訳をしている。このようなわざで聖書翻訳の一員とし

ていることに感謝。ウィクリフのビジョン。2025までに世界中のクリスチャン・教会と協力して聖書翻訳をス

タートさせる。宣教師子女教育と聖書翻訳宣教のためにお祈りください。祈りのカードに家族の写真。この金曜

日に出発。困難もあり、どうなるかと思うこともたくさんいただく。健康問題。入院2回、手術2回。家内のお

父さんが心臓発作で倒れ、8ヶ月同居して介護。その後天へ帰られた。その後、ニューギニアに戻ったが、家内

が極度の過労で全く起きあがれなくなってしまった。そういった中、まさに荒波の中にもまれているような経験

があった。みなさんも同様であると思う。宣教しとして働くこが特別ではなく、日本でも、かの地でも、同じ。

今与えられている御言葉。11章は「信仰により」ヘブル12:2,31節から読む。イエスから目を話さないでいな

さい。それは、あなたがたの心が疲れはててしまわないため。キリスト者の会卒業生会。ともに賛美できること

を感謝。このような場を感謝。このような形でみなさまにお会いできたことを感謝。

 

出席者から質問

Q.救世軍。若いメンバーが2名、送られている。樋口きよしさん、奉仕。実務的な面。つながりはあるか?

A.救世軍の活動は、私たちがいるところの近くにある。話をしたり、献品を、救世軍を通して配る。エイズの働

きのお手伝いなど。交わりがある。

継続的に松丸先生の働きを支えたい方は、松戸福音教会、ウィクリフへ連絡を。また、当日は卒業生会として、

また、吉田先生個人から献金をお捧げした。

 

 2部 総会

 

(吉田先生にご挨拶いただく)

千葉大学キリスト者の会卒業生会会長は佐藤恒雄先生がなされる予定。5年先輩、以前千葉大の先生。先生は

のっぴきならない事情で出られないので、簡単に私のほうからご挨拶します。キリスト者の会の成り立ちについ

て簡単にお話し、今後の活動の参考に。キリスト者の会ができたのは、私より先輩の横田さん、木下先生、佐藤

先生が仲間であったキリスト教研究会は、歴史がある会。しかし統一原理が優勢になり、混乱が起こって、キリ

スト教研究会の活動を終えた。そのころ、ちょうど私が千葉大に就職した。当時、キリスト者の学生の集まりは

なかったので、私の研究室を使って、本格的にキリスト者の会という名で活動を始めた。それがだいぶ続いて、

初期の頃は、山田耕太さんなどが学生だった。私は1年間イギリスに行き、その間、佐藤先生が引き継いで研究

室を開いてくださり、顧問としてキリスト者の会をずっと支えてくださった。主には学生たちが中心となって活

動してきたと思う。松丸さんも佐藤先生の頃。佐藤先生が退職されてから、私が引継、私が2年前に退職した後

は、ここにおられる宮本先生が引き継いでくださった。顧問がないとクラブは活動しにくい。卒業生会がある時

作られ、発足式は盛大だった。その後、私も卒業生会には出席していなかったが、みなさんが守られて、続いて

いた。私もここ12年は参加している。続けることにはエネルギーがいる。守られて細々と続いていることは

すばらしいこと。松丸さんのように世界的な活動をされていると思うと、本当に不思議だと思う。牧師や宣教師、

教育者になった人が、名簿を見るとずいぶんいる。本当にすばらしいこと。当初、私たちがキリスト者の会を学

生たちとつくったとき、大学にキリスト者が来て勉強するとはどういう意味があるかを真剣に考えようと話した。

教会とはまた違った交わり。その中の一人に山田耕太さん。日本キリスト教団の敬和学園大学(新潟県)の教授・

副学長。新約神学。イギリスのダラム大学で勉強し帰国・福音派の神学的サポートの働きをしてほしいと期待し

ていたが、現在、立派になり本も出版。「新約聖書の礼拝」聖書神学の立場から、礼拝について解説。教理の本

だが、従来の教理とは違い、神学の立場からかかれている。ユダヤ教から新約の礼拝への流れ。2世紀の教父の

ことまで掘り下げて。正餐とは聖書にどうかかれているかということにとどまらず、ユダヤ教の歴史にもふれて

いる。統一性と多様性を強調。私たちキリスト者の会も、いろいろな教会の人がいる。一つにまとまって活動す

るには、多様な信仰を理解し合う必要がある。その上で統一体としての私たちの福音信仰がある。そういう教会

活動を学生たちにしてほしいというのが、私の当初の念願だった。この本の中にその一端が記されているのでう

れしい。教会で正餐、使徒信条などを学ぶことがあったら、ぜひ先輩である山田さんの本を参考にしてほしい。

卒業生会が、主に祈りのサポートをして、いろいろな方がいるという視点から、教会活動もしてほしい。参考(「新

約聖書の礼拝 シナゴーグから教会へ」山田耕太 日本キリスト教団出版局)

 

活動報告(斎藤兄)

今回、総会という形をとらせていただいた。これまで総会を開催してこなかったが、やはり総会を開催し、な

ぜ卒業生会を続けるのか、会計報告などをしたほうがよい。(別紙参照)

 

会計報告(斎藤兄)

Q会計締めは何日?

A会計は、本日11月23日時点の締め。

Q今日の会費等は繰り越し?

Aそのようになる

(承認)

 

会則の改正(斎藤兄)

1回の発足の時に制定したものを、あり方検討会で修正案。

(別紙参照)

・直接献身者を支えるを加える

・会長を置く。会長は佐藤恒雄先生にしたい。

・現役生の代表生を招き、連絡を密にする。

・親睦会の時に総会を開催する。

 Q幹事会と役員会と両方あるが?

Q会長と幹事を含めて「役員」では?

Q「幹事会開催にあたっては・・・」は「役員会」とすべきでは?

A佐藤先生とは連絡を密にしていきたいが、毎回ご出席を願うのは大変なので、「幹事会」とし、問題があれば

今後改正していきたい。

 

Q「幹事会開催に当たっては、現役生代表を招き」とあるが、毎回招くのは現役生の負担になるのでは?

Q「幹事会開催に当たっては、現役生及び現顧問の先生との連絡を密にするため、現役生代表を招くことができ

る。」と変更したほうがよいのでは?

Aその形でいきたい。

 

Q献身者を支えるのに、具体的な案は?

A会誌を本当は発行したいが、難しい。今回の松丸先生のように、お招きしておあかししていただけるとよい。

Q現在、出欠にコメントを書いてもらっているが、直接献身されている兄弟姉妹については、詳しく記入する欄

を作っては?

A次期幹事に引き継いで検討したい。メールで送れれば、葉書代もかからず、近況も多く書ける。

Q卒業生会のHPを立ち上げているので、そちらにも情報を掲載していきたい。

A管理くださっている内野兄のほうへ情報提供いただき、祈りに加えたい。

(賛成多数で改正案承認)

 

役員改正

今回の規約に載せた、会長職は佐藤恒雄先生にお願いしたい。次期幹事については、89年卒の内野兄あたり

にお願いしたい(案)。いつも8991あたりなので、もっと幅広くしたい思いもあるが、お住まいの状況なども

あるので。(内野兄)自分近辺でかまわない。

 

Q会長の佐藤先生は了承済みか?

Aまだ話していないので、ここで決めることはできない。先生がお引き受けくだされば就任、ご無理な場合は一

年間空席。佐藤先生にお願いする(斎藤兄)20091123日夜電話にてご了承をいただきました。)幹事

は、内野兄を中心にしながら、少し幅を広げられないか?(承認)内野兄を支えていくメンバーは?2000年以

降のメンバーが、住所等がわからない。若い方への連絡を助けていただける人がいれば。(吉村兄)卒業生会を

運営していく上で、継承は大切だと思うが、今年の4月から仕事が非常に厳しくなり、日曜以外は実質休めない

ので、実際的に動くのは難しい。内野兄から、なるべくみんなに連絡を取っていただき、次回の幹事としてお願

いしたい。是非一人に集中しないように進めていただきたい。内野兄と福島兄で。

 

現役生報告(後藤姉)

教育学部3年。去年から卒業生会に参加。今自分たちが活動しているのは、こういう先輩たちの活動が続いて

いたとわかって感謝。神さまがキリスト者の会を守っている。現在10名。大学会館で週に1回、いっしょに聖

書を読む会。1年生3人がクリスチャン。伝道の気持ちも持ち、励まされている。2人ノンクリスチャンもおり、

救いを祈っている。大学祭でタコスを売りながらギデオン協会の聖書を配る。584冊を配った。聖書が用いられ

るように。クリスマスに伝道会を開催したい。メンバーの友達等を招くことができるように。クリスチャンのメ

ンバー、ノンクリスチャンのメンバー、全員、違う教会のメンバー。同世代のクリスチャンがいない人も多いの

で、学内で集まるのが励まし。それぞれのクリスチャンが学内であかしとなれるようにお祈りいただきたい。

お祈り(木下先生)

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