「新コメットさんの日記」コラム

プロローグ

 私がこのストーリーを書くきっかけは、「コメットさん☆」が終了して、

「この続きを書いてみたい」と思ったことである。更に、「もし、続きを書く

としたら、今度は(本編とは逆に)ツヨシ君とネネちゃんが星国に留学し、

2人をコメットさんがお世話をするストーリーにしてみたい」と思い、2人

が、地球に来た頃のコメットさんの年令にほぼ達する2009年3月に開始時期

を設定した。なお、プロローグでは大船に行くのに、鎌倉駅からJRに乗り換え

ている。湘南モノレールの片倉山駅からなら大船駅に直接行けるのだが、コメッ

トさんの家から歩いて20分以上の所にあると推定されるため、歩いて7分位と

思われる稲村ケ崎駅経由とした。それから「まきこさん」は横浜市に住んでいる

私の友人がこの時はモデルとなっているが、最終章ではご本人に取材し、「リアル

キャラクター」となっている。

 

第一章「星国のバトントワリング大会」「ユキちゃん」初登場

 この章は何と言ってもこのシリーズで最も長く、またイラストの数も

40枚以上と非常に多いことが特長である。当初は「エキシビジョン」を

書く予定はなく、コメットさん達が優勝して終わりにするつもりだった。

しかし、書き進めていくうちに、自分が本当に書きたかったのはむしろこ

ちら(エキシビジョン)の方だ、と思うようになった。次に、バトン演技

に使う曲を決めるために、「コメットさん☆」のCDを何度も聴いて切れ目

などを秒単位でチェックしたりしたのも非常に楽しかった。また、星シイタケさんが、一つの演技の動画を創って下さり、とても嬉しかった。当初

は1つの演技は7秒前後を想定していたが、動画では2〜3秒と、予想の

半分以下だったのは意外だった。しかし、後から考えると、特に集団技で

は各人の移動の時間等も考えると、演技と演技の間は最低4〜5秒は必要

と思われることから結果的に次の演技をするのに十分な時間が確保される

ことになった。また、この章は初めて娘が登場した所でもある。当初の設

定よりも娘が愛力を使えるようになるのがはるかに早かったため、その後

書き直すなど、予想以上の活躍を嬉しく思っている。それから、第17回

世界バトントワリング大会弟7位、Tomoさんに輝き自然度チェック&ご

登場をお願いした所、すぐに快諾の返事が来て感激したことも印象的だっ

た。一方、ツヨシ君が娘に好意を寄せてしまうことは当初は全く予定して

いなかったが、ストーリーが進むにつれてそのようになっていったのは意

外だった。更にラストでは、娘の父親としては「2人をこのまま別れさせ

よう」と思っていたが(笑)、実際にはそうならず、かえって第5章では2

人の仲は更に進んでいるのをみて、若干複雑な気持ちもないわけではない

が(爆)、「まあ、いっか〜」と思っている(爆笑)。

 

第二章「ミラさんと星国の断食大会」ミラさんの挑戦

 この章の最大の特徴は何と言っても、大部分が(コメットさん以外の)

ミラさんの視点で描かれていることである。またこの章を書くきっかけは

(これまで大食い大会出場の様子が多くの方々の小説によって書かれた)

「ミラさんのイメージを変えたい」と思ったことである。そこで「ミラさ

んを(さんざん書かれた)大食い大会ではなく、断食大会に参加させよう」

思い、書き始めた。当初はツヨシ君、ネネちゃんも決勝までは残す予定だ

ったが、予選の途中でリタイヤしてしまったのは意外だった。対照的に、

ニック君は当初は決勝まで残す予定ではなかったが、結局最後まで行って

しまったのも意外だった。また、当初は優勝者を1人に絞る予定だったが、

書き進めていくうちに、「これは複数になるな」と思うようになったが、ま

さかニック君も優勝するとは思わなかった。なお、大会終了時点で3人の

中で最も余力があったのは、テレサさんである(笑)。テレサさんの名前は

もちろん、あの、マザー=テレサからつけているが、キャラクターとして

はあまり意識はしていないので、モデルとまではいかないと思っている(微

笑)。しかし予想以上に活躍してくれ、テレサさんがいなかったらミラさん

の優勝もなかったと思われる。テレサさんの教会(「コルカタ輝きの教会」)

は2003年に行ったバンコクで見た教会(初めて海外に行って最初に見

た教会)がモデルとなっている。また、テレサさんの地元での生活の様子

は、この後行ったバングラデッシュでの様子を元に書いている。やはり、

現地(あるいはその付近)に実際に行って書くのと、行かずに書くのとで

は輝き自然度が違ってくるな〜と改めて実感させられた。そしてこの「他

の人の視点で書く」手法は、この後、しばしば用いられるようになり、第

四章はツヨシ君、第五章はネネちゃんの視点で主に書かれている。

 

第三章「星国のワールドカップ」ケースケ&コメットさんVSイマシュ

ン&メテオさん「夢の対決」「守護神」ジュピター王子大活躍

 この章を書いている時にちょうど2006年ワールドカップが行なわれ、

「星の導き」を感じた。この章の最大の特徴はケースケが星国に行った様

子が初めて描かれ、イマシュンと「直接対決」することである。しかし、

実際に書いてみると、第二章では予選落ちしたジュピター王子が「絶対的

守護神」としてケースケの前に立ちはだかり、イマシュン以上の活躍を見

せたのはちょっと意外だった。様々なシュートやコメットさんとケースケ

の連係プレイなどを考えるのも、とても楽しかった。それから、当初はカ

スタネット星国戦でもコメットさん☆のチームが勝つ予定だったが、実際

には引き分けとなった。結果的には良かったと思っている。

 

第四章「星国のサーキット」男達の「熱き戦い」

 この章の最大の特徴は何と言っても、あの、ROBO-ONE界でのトップレ

ベルの実力を誇るDr-GIYさんを始め、「ベオウルフ」作者の青連者さん、

リンク頂くなど大変お世話になっているイマジンカイザーさんの3人のコ

メットさん☆ファンに第1000回ティンクルロボットレーシング大会に

出場者としてご登場頂いたことである。特にイマジンカイザーさんは当初

は「とても決勝までは残らないどころか、最初の脱落者になるかもしれな

い」と思っていたが、実際には完走しただけではなく、何と決勝第二ステ

ージでは当初は全くその予定はなかったにもかかわらず、一時トップに立

ち、トータルでもベスト10に入る7位という、予想以上の好成績だった

のには驚いた。しかし、この予想を超える「大活躍」がストーリーを面白

くさせたと思われ、とても嬉しく思う。また、青連者さん&サーシャさん

&ベオウルフのチーム力も予想以上で、当初は第3ステージでベオウルフ

の星力がなくなった後、順位が大きく後退するハズだったが、実際はサー

シャさんの力により第2位にふみとどまった。しかし、それ以上にサーキ

ット星に行く際に当初の予定にはなかったが、ツヨシ君が同乗することに

なり、青連者さん達の様子を見て大きな影響を受けたことが意外だった。また、星力の暴走が収まった後のベオウルフの「スーパーフライモード」

は依頼してから約2年、「新コメットさんの日記」が完成する直前に青連者

さんから送付頂き、とても嬉しく思った。

 一方、Dr-GIYさんは思った程出番がなく、順位も第4位にとどまったの

は少々予想外だった。また、大空愛選手やイマションも当初の予想より早

くリタイヤした。

 

第5章「星国のファッションショー」女性達の「静かな」戦い

 この章の最大の特徴はモモさん、ユキちゃんの2人のリアルキャラクタ

ー等によってデザインされたドレスの中から最良のものを読者の皆様にネ

ット上または直接投票で選んで頂き、その結果を「ウエディングドレスデ

ザインコンテスト」に反映させたことである。予選、決勝と当初の予想よ

りはかなり少なかったが、皆様にご投票あるいはコメント頂き、ありがた

く思っている。また、この章ではモモさんにご登場頂いているが、予想以

上の活躍で、しかも素晴らしいドレスのデザインを2枚頂き、ありがたく

思っている。また、この他に2人の学生さんにリアルキャラクターとして

ご登場頂けたことも嬉しかった。投票結果は予想以上に接戦となり、決勝

では最初はネネちゃんがリードしていたが、メテオさんが追い付き、最後

は1票差で決着が着いた。これが(審査委員長の票で決まるという)スト

ーリーに反映され、結果的には良かったと思っている。一方、当初は娘も

決勝に残るかも、と思っていたが、惜しくも残れなかった。でも結果的に

はこれで良かったな、と思っている。そして娘が(自分の着る)ドレスの

デザインをしてくれたこともとても嬉しく思うと同時に成長も感じた。

 

最終章「わたしの夢」保育士試験への挑戦

 この章の特徴は「なつねさん」、「まきこさん」、「林先生」の3人のリア

ルキャラクターに登場頂き、特にまきこさんは元保育士としてコメント頂

き、セリフに反映させる事が出来た事である。まきこさんはコメットさん

が描く絵も描いて頂き、とても嬉しく思っている。一方、林先生は学生さ

んに(コメットさんと同じ)受験生か試験監督のどちら(として登場した

い)かを選んで頂き、結局試験監督として登場頂いたが、受験者の不正を

見抜き、春名さんを適切に励ますなど、予想以上の活躍を見せてくれ、嬉

しく思った。一方、優花さんは当初、登場する予定はなかったが、実際に

書き始めてみると登場し、しかもコメットさんによって助けられるように

なったのは意外だった。ラストシーンではなつねさんの妹さんにも

「チラっと」登場頂き、嬉しく思っている。そしてエピローグでは、主な

登場人物のその後の様子を書くことが出来たが、リアルキャラクターとし

て娘も含めて実に12名もの方々に登場頂くことが出来、更に7名もの

方々にイラストあるいは動画を創って頂いたことは改めて感謝なことだと

思う。

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