新コメットさんの日記 第4章「星国のサーキット」プロローグ後半

その2

コメットさん:21才。ハモニカ星国の王女。ハモニカ星国に留学している

ツヨシ君、ネネちゃんのお世話をするために星国に滞在中。

剛(ツヨシ)くん:12才。コメットさんがかつて地球でお世話になった藤

吉家の主人、景太郎パパ達のふたごの兄。ハモニカ星国に留学中。第1000

回トライアングル星雲ティンクルロボットレーシング大会に備えるため大

会の行われるサーキット星に向かう。

寧々(ネネ)ちゃん:12才。同じくふたごの妹。同じくハモニカ星国に留

学中。ツヨシ君と一緒にサーキット星に向かう。

沙也加ママ:40才。ツヨシ君、ネネちゃんの母親で、第1000回ティンク

ルロボットレーシン大会地球予選を女性でただ一人通過する。

パンダ隊長:65才。(地球年齢41)ハモニカ星国防衛軍最高司令官でテ

ィンクルロボット隊隊長。第999回ティンクルロボットレーシング大会優

勝者。ツヨシ君、ネネちゃんにティンクルロボの操縦法を教える。

イマシュン:23才。メテオさんの恋人。第1000回ティンクルロボット

レーシング大会カスタネット星国予選第1位。

プラネット王子。24才。タンバリン星国の王子。第1000回ティンクル

ロボットレーシング大会タンバリン星国予選第1位。

Dr-GIYさん:40才。埼玉県内の大学のロボット工学科准教授。愛機不知

火に乗り、第1000回ティンクルロボットレーシング大会地球予選第2位。

青連者さん:28才。都内の会社のエンジニア。トライアングル星雲から

500万光年離れたトランスバール星国で造られたベオウルフにツヨシ君、ネネちゃんを乗せてサーキット星に向かう。

サーシャさん:トランスバール星国で創られたアンドロイド。テレパスリ

ンク(テレパシーによりベオウルフの思考回路とリンクすること)により

青連者さんの操縦をアシストする。

イマジンカイザさん:21才。都内の大学4年生。ティンクルロボット

レーシング大会地球予選で沙也加ママに破れて最下位で通過する。

 

7/2 9:35 

(僕達の乗ったベオウルフはあっという間に星のお城を離れ、宇宙空間に

飛び出していった。その予想以上の早さと景色の美しさに感動していた)

「ツヨシ君、ネネちゃん、ようこそベオウルフへ。私がティンクルマニュ

ーバー、ベオウルフです」

(とまるで若い青年のような声が聴こえてきたのでちょっと驚いたが、す

ぐにこう答えた)

「初めまして。ベオウルフさん。ツヨシです。よろしくお願いします」

「初めまして。ネネです。よろしくお願いします」

「サーシャ、ベオウルフ、フライモードに変型だ!」

「了解」「了解!」

「モードチェンジ、フライ!」

(とサーシャさんはメモリーボールのようなものに手を置きながら言った。

するとコックピットの上に白い天使の輪のようなものが出現し、とたんに

ベオウルフの手足が折りたたまれてフライモードに変型した。その素早さ

に僕はあっけにとられていた)

「サーシャ、ベオウルフ、これからフローラ・ドライブに入る」

「青連者さん、あの白い輪は何?」「フローラ・ドライブって?」

「ああ、あれは『天使の輪』と言ってサーシャがベオうルフの頭脳とテレ

パスリンクしている時に出るんだ。あのボールのようなものを通してサー

シャのイメージ通りベオウルフをコントロールするのさ。でも細かい動き

は難しいから、それを僕やベオウルフ自身がコントロールしているんだ。

と言ってもこれから実際に見てもらう方がよくわかると思うけどね」

「フ〜ン」

「マスター、サーキット星までの航路の計算が終了しました!」

「フローラ・ドライブまでのカウントダウンを開始します。60秒前!」

(サーシャさんとベオウルフの元気の良い声が響き、僕も更にワクワクし

てきた)

「了解。ネネちゃん、フローラ・ドライブって言うのはトランスバール星

国で開発された超光速航法で、コックピットのわきのドライブユニットか

ら星力を前方に放出してトンネルを作り、その中に入って目的地に行くん

だ。普通のワープドライブユニットも組み込んであるから、星のトレイン

のように2つを組み合わせることも出来るけどね」

(青連者さんは前を見ながら操縦桿を動かしつつ答えた。僕にはその姿が

とてもかっこ良く見えた)

「星力の充填率100%、各種センサー異常なし、マスター、フローラ・

ドライブの準備完了しました!」

(ベオウルフの少し張りのある声と共に僕も少し緊張していた。思わず握

りしめた手に少し力が入る)

「フローラ・ドライブ自動スタートまで後10秒です…4,3,2,1ゼロ」

フローラ・ドライブ!

(青連者さん達の声と共にフローラ・ドライブユニットから白い光が放た

れ、前方に大きな「星のトンネル」が現れた。ベオウルフはあっという間

にその中に入っていったがほとんど衝撃は感じなかった。僕がほっとする

間もなく、)

「青連者さん、何かがフローラ・ドライブアウト直後に接近してくるのを

感じました。フローラ・ドライブアウト直後に右に回避して下さい。後1

分です!」

(というサーシャさんの声が上がった。またちょっと手に力が入る)

「了解!」(すかさず青連者さんが答えた。すぐにサーシャさんがフロー

ラ・ドライブアウトまでのカウントダウンを始める。僕はその声に耳をそ

ばだてた)
「フローラ・ドライブアウトまで後10秒です…4,3,2,1ゼロ!」

(ベオウルフがトンネルから出ると同時に青連者さんが操縦桿を右に傾け

た。それとほとんど同時に)

「マスター!多数の機体がすぐ左前方にワープアウトしてきます!」

(というベオウルフの声があがる)

「了解!ベオウルフ、避けれそうか?」

(と青連者さんが言う間に大会参加者達のティンクルロボが様々な色の光を放ちながら次々とワープアウトしてきた)

「ハイ、何とか大丈夫です。いや、これはあぶない!

(見ると、すぐ前方にイマジンカイザーロボがワープアウトしていた。青

連者さんはとっさに機体を急降下させてこれを避けた。僕は一瞬ドキっと

したが、すぐに落ち着きを取り戻すことが出来た)

「フウ〜。サーシャ、ありがとう。君があらかじめ機体を降下させはじめ

ておいてくれて助かったよ」

「いえ、青連者さんの的確な判断と正確な操縦のお陰、いえ、それにピッ

タリと合わせたベオウルフのお陰ですわ」

(サーシャさんはメモリーボールのようなものに手を置きながら嬉しそう

に言った)

「いえ、いえ、もちろんお2人の最適なナビゲーションの賜物ですよ。マ

スター、イマジンカイザーロボとの距離は最短で100mありませんでし

た。後100分の1秒でも遅かったら危なかったですね」

「いや、やっぱりこれはみんなのお陰だ…ハハハ…」

(青連者さんを始め、みんなの笑い声がこだまする。その時、僕は「何か

を感じた。その直後、)

「もしもし青連者さん、大丈夫ですか。こちらイマジンカイザーです。さ

っきはすみません。ワープアウトの位置が予定より『ちょっと』右にずれ

てしまいまして〜」

(青連者さんの操縦席の前のパネルにすまなさそうに話すイマジンカイザ

ーさんの顔が映し出された)

「あ、いや、気にしなくていいよ。こっちは全然大丈夫だし。そっちこそ

大丈夫?」

「ええ。まあ〜」

「なら良かった。じゃあ、また後で」

「では失礼します」

(そう言ってイマジンカイザーさんの映像が消えた後すぐにネネがサーシ

ャさんに聞いてきた)

「サーシャさん、すご〜い。どうしてみんながワープアウトしてくるのが

わかったんですか?」

「え、それは〜」

「サーシャは普通のAIと違って予知能力、っていうか大体数分前に危険を

察知する能力があるからなんだ。僕もベオウルフも今までに何度もこの能

力に助けられているよ。それにサーシャには『他人(ひと)のこころを読む』能力

もあるしね」

(と青連者さんがサーシャさんに代わって答えた)

「せ、青連者さん…」

(サーシャさんは青連者さんの方を見ながらちょっと恥ずかしそうに言っ

た。僕はそれを見て、青連者さんのことが好きなんだな、と思った)

「僕達が知り合ってすぐの頃は結構その能力に助けられたけど、今はもう

その能力を使うまでもなくなっていると思うけどね」

(と青連者さんは嬉しそうに話した。コックピットから見える地球より少

し小さいサーキット星の輝きが次第に大きくなってくる)

「ねえ、青連者さん、『ロボットとこころを通わせる』にはどうしたらいい

んですか?」

(僕は思いきって聴いてみた)
「それはわからないな。でもロボットも人の造った機械だから、基本的に

は車と同じだと思う。エンジンの駆動音、ギアの音、マニュアルミッショ

ンやオートマの作動具合等々…。心を通わすと言うのは、難しいことかも

しれないけれど『心を磨ぎ澄ます』って事じゃないかな?それと、物に対

する『愛情』がなければ、機械と心を通わす事が出来ない…。恐らく…だ

から人を好きになる事と一緒なのでは?と思うんだ。(青連者さんの言葉

より)
(と青連者さんは答えた。サーキット星の上空にある予選会場が見えて来

た)

フーン」

「ツヨシ君、君は自分のロボットが好き?」

ウン!」

「もし君がそのロボットをほんとうに好きなら、その『ことば』に耳を傾

けてみるといいよ。もしそれを聴くことが出来たら、心を通わすことが出

来るハズだ」

青連者さん、どうもありがとう。やって見るよ

(スリープモードになっているツヨシロボをちらりと見ながら僕は答え

た)

「ああ、君ならきっと出来るだろう。ねえ、サーシャ」

「ええ。あ、後30秒で到着です」

(とサーシャさんはほほ笑みながら答えた。ピンク色に輝くコースのわき

にある特設スタジアムがはっきり見えて来た。それからすぐベオウルフは

スタジアムのわきの駐機場に着陸し、僕達はベオウルフから降りた)

「青連者さん、サーシャさん、どうもありがとう。色々教えてもらったし、

とっても楽しかったです☆」

「私もとっても楽しかったです。青連者さん、サーシャさん、どうもあり

がとうございました」

「ツヨシ君、ネネちゃん、僕もとても楽しかった。こちらこそお礼を言う

よ。この後このコースをみんなで試走するけど、2人とも頑張ってね」

(青連者さんは優しくそう言うと、僕の方に右手を差し出した。すかさず

僕も右手を出してしっかり握手した。すると「何かあたたかいもの」が伝

わってくるのを感じてちょっと不思議に思った)

「ツヨシくん、ネネちゃん、私もとっても楽しかったわ。この後も頑張っ

てね」

(一方、サーシャさんは嬉しそうに青連者さんより若干遅く、ネネに向か

って右手を差し出していた。ネネもすぐに手をのばす。すると他の参加者

達のロボが次々と着陸してきた。僕達はさよならを言った後、自分達のロ

ボをスタンバイモードにした。それから間もなく駐機場の一角にみんなで

集まり、パンダ隊長が予選コース試走についての説明をした。予選のコー

スは直径400mの円筒形になっており、上がハモニカ星国、左がカスタ

ネット星国、右がタンバリン星国、下が地球の各代表のロボが位置するこ

とになっていて、予選順位が高い程、中心に近い位置からスタートするこ

とになっていた。ちなみに僕達はほぼどまん中のパンダ隊長の両脇からの

スタートとなっていた)

 

「ではみなさん、5分後から公式練習を始めます。最初だけみんなで一斉

にスタートしますが、後は大会当日までいつでも自由に練習出来ます。な

おコースの端の星力に触れると操縦者に警告がされます。今は練習なので

そのまま走行出来ますが、当日は即コースアウトするのでご注意を。みな

さんの健闘を祈ります。では、解散!」

オー!

(みんなはそう声を上げた後、一斉に自分のロボに乗り込んでいった。僕

もネネもティンクルロボに乗り込み、すぐにフライモードにチェンジして

スタート地点に向かった。その間、僕はツヨシロボの言うことに耳を傾け

ようとした。でも何も聴こえてはこなかった。スタート地点に着くと、両

側の100万人収容のメインスタジアムには参加者達(とそのロボ)を観

ようと早くも多くの人が集まっていた。パンダ隊長の話だと、10万人は

いるらしい)

「スタート1分前

(スタートまでのカウントダウンが始まった。僕はまっすぐ前を見つめな

がら耳をすませていた。次第に胸が高まってくる)

「スタート10秒前、9、8、7、6、5、4、3、2、1、スタート!」

「ティンクルロボ、GO!」

(僕はそう言うと、思いっきりアクセルを踏み込んだ。とたんにティンクル

ロボは他の参加者達のロボと一緒に45度の下り坂になっているコース

一気にかけおりていった。ちょうどジェットコースターに乗って坂を降り

ているような感じで、とても気持ち良かった。前方にはパンダ隊長、Dr-

GIYさんの乗る不知火、そしてメタルスーツロボの3機が早くもトップグ

ループを形成していた。一方、僕のすぐ横にはベオウルフとアンタレス長

官のロボ、すぐ後ろにはネネロボやイマシュンロボ、アイルトン・ゼナの

ロボ、プラネット王子のロボなどがいて、第二集団を形成していた。一方、

最後尾にはイマジンカイザーロボがいて、その少し前にママのロボやパニ

ッくんとそのお兄さんのロボがいるようだった。やがて前方に最初の難関

である、上クランク(進行方向より約90度上に進むクランク)が見えて

きた。僕はスピードを少し落とすと操縦桿を操作して機首を上げ、これを

クリヤーした、と思ったら、上昇するスピードが少し速すぎ、次の下クランク(進行方向より約90度下に進むクランク)で下に進むタイミングが

少し遅れてしまった。僕はあわてて機首を下げ、スピードを上げたが、次

の斜めに上昇するヘアピンカーブに入ることが出来ず、そのまま星力の壁にぶつかってしまった、しかし、星力のお陰で警報は鳴ったものの、強い衝撃を感じることはなかった。他にも何機かが同じようにぶつかったが、

ベオウルフに続いてネネロボもうまく方向転換をし、先に進んでいった。

ほっとすると同時に、ちょっとくやしかった。一方、イマジンカイザーロ

ボは上クランクに入る直前でクラッシュし、ようやく再びスタートしたば

かりだった。

「ツヨシロボ、だいじょうぶ?」

(僕は自然とティンクルロボに話しかけていた)

「ハイ、ツヨシ様」

「良かった、ってえ?」(僕は驚いて言った。そのとたん、何かが変わる

のを感じた。とうとうティンクルロボと話すことが出来たのだ。とても嬉

しかった。再びティンクルロボが話しかけてきた)

「ツヨシ様。私がティンクルロボのツヨシロボです。ようやくお話し出来

て、とても嬉しく思います。すぐに発進されますか?」

(僕ははっと我に帰り、すぐにロボを発進させた。ママのロボがすぐ近く

に来ていた。すると今度はとてもスムーズに各コーナーを通過すること

が出来た)

「ツヨシロボ、もっとスピードを上げて!」

「ハイ、ツヨシ様。でももうすぐ急上昇カーブですから、もう少ししたら

スピードを落とした方が良いと思います。私がブレーキをかけるタイミン

グをお知らせしてもよろしいですか?」

「了解。ツヨシロボ、頼んだぞ」

(ロボのスピードはぐんぐん上がり、いつの間にか前を行くネネロボやベ

オウルフ、イマシュンロボなどに追い付いていた。カーブがどんどん近付

いてくる)

「3、2、1、ツヨシ様!」

(僕は直ちにブレーキをかけ、同時にハンドルを操作してカーブを曲がっ

た。一方、イマシュンロボはカーブを曲がりきれず、クラッシュしていた)

「ツヨシロボ、ありがとう。君のおかげでうまく回れたよ」

「いえ、ツヨシ様の操縦のおかげです」

「いや、これはやっぱり2人のチームワークが良かったからだよ。ハハハ

〜」

(ツヨシロボと一緒に笑いながら、ふとどこかでこれと同じような光景が

あったことを思い出した。そうだ、ベオウルフと同じだ!僕はとうとう「ロ

ボットと『こころを通わす』」という夢をかなえたことに気付いてとても嬉

しかった。ロボは再びスピードを上げ、最後の直線コースに入り、前を行

く3機が視界に入ってきた。でもそれ以上追い付くことは出来ず、不知火

が一周目を最初にゴールした)

「1分39秒060、速い!さすがDr-GIYさんだ!次が0秒1差でパン

ダ隊長、そのすぐ後にメタルスーツロボだ!ツヨシロボ、この3人は予選

突破確実だね!」

(僕はその速さと操縦テクニックのうまさに感動しながらツヨシロボに言

った)

「そうですね。でも、本番はこれとは違いますし、やってみなければわか

らないと思いますよ。それに、まだ後2周残っていますし。ツヨシ様、も

うすぐ1周目のゴールですが、この後の下り坂で一気に加速して彼等に追

い付こうと思いますが」

「了解。加速と減速のタイミングはまかせたよ」

「了解。あ、我々もゴールしました。1分47秒035です。続いて0秒

15差でベオウルフ、0秒3差でネネ様のロボですね。お母様のロボとは

約20秒、最後尾のイマジンカイザーロボとは約40秒の差となっていま

す。2、1、0!

「ツヨシロボ、スピードアップ!」

(僕はそう言うと、思いっきりアクセルを踏み込んだ…。

その後結局1度は先頭の3機に追い付く事が出来たが、抜く事は出来ず、

そのまま4位でゴールした。3機は互いに競り合ったが、最後はゴール直

前でメタルスーツロボが不知火をかわしてゴールした。ベオウルフは後半

驚異的な追い上げをみせたアイルトン・ゼナに次いで6位、ネネロボは9

位、プラネット王子のロボは16位、イマシュンロボは30秒遅れの35

位でゴールしていた。一方ママロボは半周遅れの135位、イマジンカイ

ザーロボは約一周、2分遅れの最下位だった。最初の公式練習が終わった

後、パンダ隊長が話しかけてきた)

「ツヨシ様、おめでとうございます。ついにロボットとこころを通わせる

ことがお出来になりましたな。これでこの私がお教えすることはなくなり

ました。これからはこの、ティンクルロボが教えてくれるでしょう。予選

での健闘を祈ります」

「わかった。これまで色々ありがとう。パンダ隊長も頑張って」

「ありがとうございます。ツヨシ様。では〜」

(パンダ隊長の背中を見送った後、僕は再びツヨシロボに乗り込むと

言った)

「ツヨシロボ、GO!」

「了解!」

ツヨシロボの元気な声が響き渡った…

その1「予選」に続く

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送